3冊同時進行で読むと、いいことがある。
人から指摘されて、変わっていることなんだと気づかされた。
わたしは本を数冊、同時進行で読む。
大人になって自由に使えるお金が増えてから、この読み方になってしまった。
興味がある本、すぐ買っちゃう。Amazonの重要顧客だと思う笑
その時興味があったり読みたい本を数冊同時に買ってしまって、我慢できない。
人には「なにその読み方、わかんなくなっちゃうんじゃない?」と笑われるんだけど、まったくそんなことはない。
ちゃんと憶えてるしおもしろいし、ていうか3冊同時だと3倍面白い。
そんなに変かなー、毎日朝ドラマ・昼ドラマ・夜ドラマ見てる感覚なんだけどな。
様々な医師が執筆している精神科系統と健康系統の本はすごく相性が良くて(選ぶ本によっては悪いかも)、
3冊同時に読んでいると、どんどん点と点がつながって線になっていく感覚がある。
あーこの人たちで会議して話し合って、そういう病院作ってくれないかなって。
わたしのベース・根本には、神田橋條治先生の考え方「人は生き物・動物だから、生まれもっての資質を歪めると悪くする」がある。
緊急時に薬の力を借りることはあっても、それを飲みながら実生活で我慢ばかりしているようでは、伸びきったゴムのようになっていずれブチッと切れる。
そして、薬に期待し過ぎてはいけない。
薬は対処療法であって、根本の解決にはならないことを忘れてはいけない。
薬は『松葉杖』に似ている。
この例えは、とってもわかりやすい。
歩けないからと言って、身長に合ってない松葉杖何本も持たされたら別の怪我しそうだもんね。
使うならその人に合ったものが用意されなければ、何の助けにもならない。
選ぶべきはよい医者(指導者)と自分にあった健康法だよ、自分の勘を信じていい。
それから、『医者ならやっぱり、患者さんが「いつかここに来なくなる日」を目指して治療するという姿勢をもっていないと。他の科はそれができてるのに、精神科はなんでそれができないのかな。』という虚しさや悲しみを孕んだ言葉。
これらが納得して自分の中に深く刻んだ言葉であり、ベース。
ここに、偶然イケイケの皮膚科医に指導された「鉄不足はうつ状態になるから試しに鉄分補給しよ!」で改善した実体験があり(元は吹き出物問題)、自分に運が向いてきたと感じた。
事後ではあるけど、去年、藤川徳美氏の「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」を読んで、
やっぱりそうなんだ、すごーい!あの人ただのイケイケの医者じゃなかったと感激。
同時に天気痛に悩んでもいて、周囲の人も随分天気で具合が悪くなってるなーと感じたので、どうすればいいか知りたくて、佐藤純氏の『天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる!』も読んでた。
それで、まてまて!ほとんどの心身の不調問題は元をたどれば自律神経のアンバランスじゃないかと気づいた。
もう、自律神経うんざりだよ。
この見えない存在、自律神経とやらに支配されてるわたしってなんなんだ?
つまりそこを攻略すれば、わたしがわたしを掌で転がせるんじゃないか?
もしかして、それって最強?
で、じゃあその自律神経のバランスを整えるには?と調べた結果、
・・・なんか、食事(栄養)と運動しかないみたい。(適当になってきた)
それで、溝口徹氏の『この食事で自律神経は整う』を読んで、さらに納得。
この本の中に『脳腸相関』という言葉があり、これは『腸が整うと心(脳)の不調も改善する、腸は第二の脳』ということ。
神田橋條治先生は昔から脳腸相関を唱えていて、お会いした時にも
「食べてそこそこ睡眠がとれて便通がよければ、とんでもないことにはならない。」
と言われた記憶がある。
やだ神田橋先生、考えが雑。と思ってたけど、薬を抜いてやればやるほど体感すればするほど、
これこそが真理。
ちなみに溝口徹氏の『この食事で・・・』は、「おわりに」の章が深い。
元々麻酔科医でペインクリニックを開業していた著者が、奥さんが訴え始めた体の不調や精神症状に違和感をおぼえ、抗不安薬などを処方して済む話ではないと取り組み始めたのがオーソモレキュラー(栄養療法)。
そういうことなんだ。
やっぱ大切な存在には、とりあえず抗不安薬!とはならないんだよね。
「目指す先がたぶんいっしょ、価値観がいっしょ」と思われる人の話は、
共通点であったり直線上でつながる部分が多く、それに気づいたときの気持ちよさったらすごい。
そこに自分の目標と価値観が合致すると、まあ驚くほど効果も出るし、うれしいからもっと!となるし、楽しい。
それは時に傾倒していると感じられるだろうし、宗教的と思われるのかもしれない。
でもいま思うのはあれだけの薬を十数年、
精神科医と看板を下げた赤の他人に言われるがままに飲んでいた事実、
それこそが、すごいカルト宗教的だったな。
わたしには誰かを神のように信じ切るみたいな感覚が全くないため、
実際に体感・経験したことのみ信じる。
いくら偉大と言われる人に対しても100%おっしゃる通りです、ついていきます!っていうのは、ない。
だからたまに救われないけど、いいとこどりもできると思ってて、それで何とか生きてこられたんだろうなと思う。
わたし自身は何にしても、疑問を感じて納得できなくなった時が離れ時なんだろうなと思う。
その次にやることは本能が合ってると感じれば続ければいいし、
飽きたらやめて、で、また悪くなった時に「これじゃいけない」って気づくんだ笑
これでいいのだ。